ミシェル・フランコ監督 最新作!第77 回ヴェネツィア国際映画祭 審査員大賞受賞した 『ニューオーダー』が2022 年6月4日(土)から全国順次公開!!
2022年6月4日(土)、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開!
誘拐・解禁され額に数字を入れられたヒロイン!彼女を待ち受ける極限の恐怖とは?
これは悪夢か、無慈悲な現実か―――
世界が嫌悪し括目した、今そこにある 悪夢 を描くディストピア・スリラー“ ”
第77 回ヴェネツィア国際映画祭で審査員大賞など2 冠を受賞しながらも、各国の映画祭で激しい賛否両論を巻き起こした本作。監督を努めたのは長編デビュー作から4 作品連続でカンヌ国際映画祭に正式出品され、コンペティション部門での脚本賞を含む3 冠に輝いてきたメキシコの俊英ミシェル・フランコ。本作は広がり続ける経済格差とそれがもたらす社会秩序の崩壊、今まさに我々が直面している危機的状況を描くディストピア・スリラーだ。目を背けたくなる、それでも刮目せねばならない 最悪 のリアリティに、観る者の覚悟が試される“ ” 86 分を体感せよ。
誘拐・監禁されたヒロインを待ち受ける想像を絶する恐怖
この度解禁された本編映像第二弾は、何者かに解禁されている主人公マリアンが、「16 番」と番号で呼び出されるところから始まる。額に“16”と書かれたマリアンにカメラが向けられ、身代金要求のための映像が撮影される。マリアンは泣きながら両親へ「この人たちに従って」と呼びかける。背後からはかすかに悲鳴や泣き声が聞こえる。この先、彼女を待ち受ける極限の恐怖は想像を絶するものだった.....。
先週末公開された本作は、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞と、各新聞でも大きく映画評が掲載され高評価を得ているほか、映画レビューサイトFilmarks では、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』や『オフィサー・アンド・スパイ』などを抑えて初日満足度ランキング第1 位を獲得した。Twitter 等のSNS には「最悪だけど最高」「胸糞映画だけど今見るべき」「映画の中の出来事は現実で起こり得る」など続々とクチコミが寄せられている。
<ストーリー>
夢に見た結婚パーティー。マリアンにとって、その日は人生最良の一日になるはずだった。一方、マリアン宅からほど近い通りでは、広がり続ける貧富の格差に対する抗議運動が、今まさに暴動と化していた。その勢いは爆発的に広がり、遂にはマリアンの家にも暴徒が押し寄せてくる。華やかな宴は一転、殺戮と略奪の地獄絵図が繰り広げられる。そして運良く難を逃れたマリアンを待ち受けていたのは、軍部による武力鎮圧と戒厳令だった。
監督・脚本:ミシェル・フランコ 出演:ネイアン・ゴンザレス・ノルビンド、ディエゴ・ボネータ、モニカ・デル・カルメン
2020 年/メキシコ・フランス/スペイン語/86 分/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:平井かおり/原題:NUEVO ORDEN(英題:NEW
ORDER)/配給:クロックワークス/PG12
公式サイト:https://klockworx-v.com/neworder/ (C) 2020 Lo que algunos soñaron S.A. de
C.V., Les Films d’Ici
映画配給会社クロックワークス SNS
Instagram : @klockworxinfo Twitter:@klockworxinfo note:https://note.com/klockworxasia/
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上映劇場
■関東
東京:シアター・イメージフォーラム (6月4日~)
住所:〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-10-2
神奈川:川崎チネチッタ (6月4日~ )
住所:〒210-0023 神奈川県川崎市川崎区小川町 4-1
神奈川:横浜シネマ・ジャック&ベティ (6月4日~)
住所:〒231-0056 横浜市中区若葉町3-51
埼玉:シネプレックス幸手 (6月4日~)
〒340-0155 埼玉県幸手市上高野764 エムズタウン幸手 内
■中部
新潟:ユナイテッド・シネマ新潟(7月22日~8月4日)
住所:〒950-0973 新潟県新潟市中央区上近江4-12-20 DeKKY401 内
静岡:静岡シネギャラリー(6月24日~7月7日)
住所:〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町11-14 サールナートホール3階
愛知:ミッドランドスクエア シネマ(6月4日~)
住所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7−1 ミッドランドスクエア5階
■近畿
大阪:シネ・リーブル梅田(6月4日~)
住所:〒531-6003 大阪府大阪市北区大淀中 1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト 3・4F
京都:京都シネマ(6月4日~)
住所:〒600-8411 京都府京都市下京区水銀屋町620 COCON KARASUMA3F
兵庫:シネ・リーブル神戸(6月4日~9日)
住所:〒650-0035 兵庫県神戸市中央区浪花町 59 神戸朝日ビルディング B1F
■九州・沖縄
福岡:KBCシネマ(6月10日~)
住所:〒810‐0071 福岡市中央区那の津1-3-21
宮崎:宮崎キネマ館(7月29日~8月11日)
住所:宮崎県宮崎市高千穂通1丁目178カリーTRUNK
沖縄:桜坂劇場(7月23日~8月5日)
住所:沖縄県那覇市牧志3-6-10
監督について
ミシェル・フランコ|監督・脚本
1979年メキシコシティに生まれる。2012年『父の秘密』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを獲得後、2015年には『或る終焉』で同映画祭のコンペティション部門の最優秀脚本賞を受賞、更に2017年『母という名の女』では「ある視点」審査員賞を受賞したほか数多くの映画賞を獲得。ほとんどの作品で監督・脚本・製作を務めるなど、その強烈な作家精神で常にメキシコ映画界を牽引し世界の注目を集めてきた俊英。2015年のベルリン国際映画祭パノラマ部門で最優秀新人監督作品賞を受賞したガブリエル・リプスタイン監督の『600マイルズ』、同年ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したロレンソ・ビガス監督の『彼方から』などの製作も手掛けている。
「この映画は、地獄のようなメキシコの姿を描いているが、それは現実とそう変わらないものだ。社会的・経済的格差はどんどん広がり、不安定な状態が長く続いている。この国(メキシコ)そして世界が同じような状況に直面するのは、決して初めてのことではない。腐敗した政府は、声を上げる市民たちをいつだって暴力でねじ伏せてきた。この映画は“警告”だ。市民の不平等を民主的手段で解決しようとせず、その声をただ封じ込めるだけならば、更なる混沌を招くことになる、というね。」(公式サイトから引用)