現代作家による『松本竣介トリビュート展』が、11/10(金)より、押上・曳舟の gallery TOWEDで開催。近代の終着点に位置する洋画家の時代を超えた魅力に、8人の作家が迫ります。
gallery TOWEDは、8人の現代作家による、『松本竣介トリビュート展』を開催します。会期は、2023 年11月10日(金)〜11月25日(土) まで。
〈展覧会 DM メインビジュアル:片桐水面 デザイン:綱田康平〉
■ 「松本竣介トリビュート展」開催概要
●会場:〒131-0046 東京都墨田区京島 2-24-8 gallery TOWED
●会期:2023 年 11 月 10 日(金)〜11 月 25 日(土) 13:00〜20:00
●開廊日:金・土・日・祝日
●休廊日:月・火・水・木曜日
※11/23(木)勤労感謝の日は開廊します。
■ 松本竣介および本トリビュート展について
松本竣介は1912年に生まれ、戦時と重なる形で画家としての歩みを深め、戦後間も無く1948年に亡くなった洋画家です。終戦を区切りとする近代日本美術の終着点に位置する画家とも言えます。静謐で叙情的な印象と同時に、それだけでは語り尽くせない複雑さを内包する作品群。そして彼自身の生き方。いずれも今なお普遍的な奥深さを持っており、現代の我々の創造の源泉になりうる要素に満ちています。
松本竣介「立てる像」1942年 神奈川県立近代美術館蔵
松本竣介「都会」1940年 大原美術館蔵
時代を超えて今なお絵を描く人々の心を捉えている松本竣介。その魅力に共鳴する現代の作家たちとともに、作品に寄せる想いを表現する場を作るべく、本トリビュート展を企画しました。本展が、作家たちの様々な角度からの眼差しを通じて、「松本竣介の魅力とは何か」を広く世に示すことになると同時に、「終着点」のその先に萌芽している創造を可視化し、近代の画家たちを今を生きる自分たちと同一線上の歴史の中に再配置する試みの第一歩となることを期待しています。
■ 本展の見どころ
出展作品は、模写に限らず、オマージュや更にはエッセイなど、各作家それぞれの向き合い方によって松本竣介の魅力を掘り下げます。
また作品だけではなく、参加作家が制作をする上で強く影響を受けた書籍等も展示し、「読書」を必要とし愛した竣介と、自分たち現代作家の距離感を、インプットの側面からも探りたいと思います。
■ 参加作家
石山 さやか https://www.instagram.com/ishiyama_sayaka/
小川 哲 https://satoshiogawa.amebaownd.com /https://www.instagram.com/ogsatoshi/
奥 誠之 https://www.okuart.com/
片桐 水面 https://twitter.com/nigiri3
つちや じぇりこ https://twitter.com/tsuchinoco26
綱田 康平 https://www.instagram.com/tuna_work/
船戸 厚志
松岡 日菜子 https://www.instagram.com/hinakomatsuoka
■ 会期中開催イベント
11/12(日)20:30 より『参加作家によるトークセッション』をZoom で配信します。(参加無料)
時間・詳細は追って公式サイトおよび公式 SNS アカウントにてお知らせします。
■ gallery TOWED について
gallery TOWED は、2018 年 7 月に東京都墨田区にオープンしたアートギャラリーです。「アートを鑑賞すること、または所有すること」の第一歩となるような場所を目指し、アーティストたちの実験の場となるような展示やイベントを企画しています。
【公式サイト・SNS 】
gallery TOWED 公式サイト:https://gallery-towed.com/work
Instagram:https://www.instagram.com/gallerytowed/
Twitter:https://twitter.com/GalleryTowed
Facebook:https://www.facebook.com/galleryTOWED/
■ POPAP編集部より
松本竣介は静謐で叙情的な印象と同時に、それだけでは語り尽くせない複雑さを内包しています。その魅力に共鳴する現代の作家たちとともに、作品に寄せる想いを表現する場を作るべく、このイベントが開催されました。ぜひお越しください!