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「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」in 六本木


  • 21_21 DESIGN SIGHT 東京都港区赤坂9-7-6 Minato City, Tokyo, 107-0052 Japan (マ⁠ップ)

21_21 DESIGN SIGHTでは「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」を開催!展覧会ディレクターは、ドミニク・チェン。

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“21_21 DESIGN SIGHTでは、2020年10月16日より企画展「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」を開催します。展覧会ディレクターには、国籍を超えてさまざまな表現媒体に携わる情報学研究者のドミニク・チェンを迎えます。

「翻訳」ということばは、ある言語を異なる言語に変換すること、そしてそのプロセスを経て意思疎通を図る行為などを連想させます。その行為は、古くから異文化と接触し理解するための手段として行われ、今も私たちの日常のなかで続いています。日々進化するテクノロジーによって翻訳機能がめざましく発展し、言語の垣根を超えて「いつ」「どこ」にでも繋がることが可能となった昨今、かつては未知の世界であったものさえも身近に感じられるほどコミュニケーションのあり方は大きく変化しています。

「翻訳」を介したコミュニケーションは、文字による言語だけではなく、視覚、聴覚といった感覚や身体表現などを用いて、送り手と受け手をつなぐ「架け橋」の役割を担っています。そして、その過程で生まれる解釈や変換、表現は、デザインやアートにも共通します。本展では、ドミニク・チェンの「翻訳はコミュニケーションのデザインである」という考えに基づき、「翻訳」を「互いに異なる背景をもつ『わかりあえない』もの同士が意思疎通を図るためのプロセス」と捉え、その可能性を多角的に拓いていきます。

ここでは、AIによる自動翻訳を用いた体験型の展示や、複数の言語を母国語とするクレオール話者による映像、また、手話やジェスチャーといった豊かな身体表現、さらには人と動物そして微生物とのコミュニケーションに至るまで、さまざまな「翻訳」のあり方を提示する作品を紹介します。本展が、「翻訳」というコミュニケーションを通して、他者の思いや異文化の魅力に気づき、その先にひろがる新しい世界を発見する喜びを感じていただける機会となれば幸いです。”

 

・会期

2020年10月16日(金) - 2021年3月7日(日)
*事前予約制

・会場

21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2

・休館日

火曜日(11月3日、2月23日は開館)、年末年始(12月26日 - 1月3日)

・開館時間

平日 11:00 - 18:30(入場は18:00まで)
土日祝 10:00 - 18:30(入場は18:00まで)

・入館料

一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
各種割引についてはご利用案内をご覧ください

・展覧会ディレクター

ドミニク・チェン

・グラフィックデザイン

祖父江 慎+ 藤井 瑶(cozfish)

・参加作家

市原えつこ、伊藤亜紗(東京工業大学)+林 阿希子(NTTサービスエボリューション研究所)+渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、Google Creative Lab+Studio TheGreenEyl+ドミニク・チェン、エラ・フランシス・サンダース、島影圭佑、清水淳子+鈴木悠平、Takram、長岡造形大学、永田康祐、noiz、長谷川 愛、シュペラ・ピートリッチ、Ferment Media Research、タニア&ケン・フィンレイソン+Google Gboard team、本多達也、やんツー、ペイイン・リン、ティム・ローマス+萩原俊矢、和田夏実+signed+筧 康明

 
Google Creative Lab + Studio TheGreenEyl +ドミニク・チェン ファウンド・イン・トランスレーション

Google Creative Lab + Studio TheGreenEyl +ドミニク・チェン ファウンド・イン・トランスレーション

【編集部おすすめ!】

「翻訳」というのは言語にとどまらず、アートとして表現することも含まれていることに可能性を感じます。

現代において、他人とわかりあえないことが多いと感じる方は多いのではないでしょうか。

その“「わかりあえなさ」をわかりあう”面白さを是非体感してください!


 

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