丸の内からちょっといいストーリーをお届け「A SMALL, GOOD THING.~ささやかだけど、すてきなこと~」8/21から東京・丸の内の「Have a Nice TOKYO!」にて開催
大手町・丸の内・有楽町エリアでソフトなまちづくり活動を展開するNPO法人 大丸有エリアマネジメント協会(通称:リガーレ)は、8月21日(月)から9月2日(土)までの12日間(8/27を除く)、「A SMALL, GOOD THING ~ささやかだけど、すてきなこと~」を東京・丸の内の「Have a Nice TOKYO!」にて開催いたします。
■ 開催概要
A SMALL, GOOD THING. ~ささやかだけど、すてきなこと~
● 日程:2023年8月21日(月)~9月2日(土) ※8月27日(日)を除く
● 時間:11時00分~19時00分(初日のみ13時から)
● 場所:Have a Nice TOKYO!
(東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1階)
● 主催:NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)
● 協力:株式会社ペーパーパレード、株式会社スタートライン、グッドモーニングス株式会社
● 参考:大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ) https://ligare.jp/
Ligaretta 商品販売 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000061816.html
Have a Nice TOKYO! https://haveanice.jp/
株式会社ペーパーパレード https://paperparade.tokyo/
株式会社スタートライン https://start-line.jp/
BYSN(バイセン) https://start-line.jp/business/bysn/
グッドモーニングス株式会社 https://goodmornings.co.jp/
エコキッズ探検隊 https://ecokids.tokyo/
■ イベント詳細
まちづくりを通じて、人々の幸福度の人々の幸福度の向上の実現に貢献することをミッションに掲げるリガーレでは、その達成のため、①公的空間活用 ②コミュニティ形成 を大きな2本柱として日頃の活動を進めています。公的空間活用のメイン事業の1つであるMarunouchi Street Park 2023 Summerが7月27日からスタートし、丸の内仲通りがにぎわいを見せているこの夏の時期に、リガーレが目指すコミュニティ活動の実践の場を期間限定で作ります。
今回の企画では、リガーレの様々な取り組みやコンセプトを展開することで、まちの多くの人々に見て、体験していただき、その良さを感じ取ってもらえたらと考えています。企画の要素の1つ1つには派手さや華やかさはあまりないかもしれませんが、それぞれに込められた想いやストーリーを知っていただき、少しでも共感してもらえるような空間づくりを心がけています。
この企画の実施は、リガーレが取り組みアップサイクルブランド「Ligaretta(リガレッタ)」の商品販売が発端となりました。「Ligaretta」は、丸の内仲通りに掲出されている屋外広告物のバナーフラッグなど大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアでの素材を再生し、新たにまちへと循環させ、名刺ケースやバッグ、スカートなどのアパレル製品にアップサイクルするブランドです。試作品の製作やブランド立ち上げの検討、商品開発まで様々な試行錯誤を繰り返し、約2年の時間を費やし、ようやくこの夏に初めての販売となる予定です。
それと併せて、リガーレがこの先目指すコミュニティ形成・活動の実現に必要なコミュニティスペースのトライアルの場も設置することになりました。今回は、“誰もが活躍できるまち”をコンセプトとし、ビジネス街の真ん中でひと息つけるカフェ空間を創り出します。その他、小学生向けワークショップ「エコキッズ探検隊」のプログラムも実施し、子どもたちの価値体験の場にもなります。
アメリカの小説家レイモンド・カーヴァーによる短編小説「A Small, Good Thing」を、村上春樹は「ささやかだけど、役に立つこと」と訳しました。
1つ1つに派手さはなくても、想いやストーリーの詰まった要素を空間に織り交ぜ、まちに発信したいという企画の意図がこの訳題からインスピレーションを受け、「A SMALL, GOOD THING. ~ささやかだけど、すてきなこと~」と名付けました。鮮やかなライトグリーンが目を惹くキービジュアルは、小さなストーリーが少しずつ花開いていくことをイメージしています。トーンの落ち着いた会場で敢えてこのアクセントカラーを用いることで、ビルの通路を歩く人々にも届くことを狙いとしています。
■ 会場紹介
会場は、丸ビルの隣の三菱ビル内にある「Have a Nice TOKYO!」。当協会設立20周年記念の展示を開催した場所でもあります。今回は会場に大きく3つのゾーンを設け、それぞれのコンセプトや世界観を表現した内装とし、訪れる人を様々な方法で楽しませる空間にいたします。
● Ligarettaゾーン
アップサイクルブランド「Ligaretta」の素材でもある、地紋パターン※を印刷したフラッグをディスプレイしたアクリルボックスを設置。透明フィルムを使って、Ligarettaのコンセプトや商品になるまでの仕組みをお見せします。ボックスの最上段には実際の商品も展示。また販売予定のワンピースやスカートは、会場の天井から吊るす印象的な方法を採用。
会場と同様のアクリルボックスが、丸の内仲通りで開催中の「Marunouchi Street Park 2023 Summer」内でインスタレーションとして展開。丸の内仲通りを歩く人にも訴求していきます。
※権利や知的財産権の壁を克服するために、元のデザインの上に施した「シークレット地紋」
・Ligarettaの商品販売についてのプレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000061816.html
● Caféゾーン
居心地の良い空間を感じていただけるよう、併設されるCaféでは、コロンビア・ブラジル・ペルー産の最高級生豆を使用した、高品質のオリジナルブレンド珈琲を味わうことができます。
この珈琲は、当協会の法人正会員である株式会社スタートラインのBYSN SANJO ROASTERYと協力し、”誰もが活躍できるまち“ を体現する取り組みとして実現しました。働く障害者がご自身の強みを活かし、珈琲豆の不純物や欠点豆を取り除くため、手作業で丁寧に豆をピッキングすることで高品質の珈琲に仕上げています。BYSN(バイセン)の珈琲を片手に、多様な人たちのストーリーに触れながら各ゾーンをお楽しみに下さい。
・BYSNの珈琲販売について:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/15204/5607226
*珈琲の提供
BYSNの珈琲は、イベント期間中600杯限定の無償提供となります。数に限りがございますのでお早めに会場までお越し下さい。
*珈琲豆のピッキング体験
会場ではBYSN SANJO ROASTERYで使用している、選別の模擬業務体験ができます。
珈琲豆の不純物や欠点豆を取り除く体験が出来ますので、お気軽にお楽しみください。
● コミュニティゾーン
当協会が主催する夏休みの小学生向けワークショップ「エコキッズ探検隊」の会場となるほか、訪れる人のコミュニケーションの場となるような空間となります。イベントでの使用がない場合もゆったりと滞在ができるように、今回のコンセプトやテーマに沿った書籍などを配置し、⾃由に閲覧できる学びの場をデザインします。
*会場で実施されるエコキッズ探検隊のプログラム
・親子でアップサイクルを学ぼう!:8月22日(火)
Ligarettaの監修を行う株式会社ペーパーパレードによるアップサイクルのワークショップ。廃棄を出さないための工夫や身近で廃棄しているものを素材に変えたり、自分の手と頭を動かしてキーホルダーづくりに挑戦!
・きみのえがまちをはしる! 326といっしょにラッピングバスをはしらせよう:8月23日(水)
イラストレーター・326(ナカムラミツル)と一緒に、今年で運行20周年を迎える「丸の内シャトル」にラッピングする絵を描くワークショップ。“20年後の自分の姿”をテーマに描いた子どもたちの絵がまちを走ります!ワークショップの最後にはレモネードが配布され、売上の一部が小児がん医療支援に充てられる「レモネードスタンド」の活動にも参加します。
・子どもは未来の建築家 つみ木アートアクション:8月24日(木)
2002年に建て替えとなった旧丸ビルの基礎として支えてきたアメリカ・オレゴン産の松の杭を使ったつみ木のワークショップ。このつみ木を作った木楽舎つみ木研究所(山梨県)荻野氏とともに、つみ木を通じて過去・現在・未来をつなぎ、未来のまちや建築、環境を考えていく。
*エコキッズ探検隊 公式Webサイト
https://ecokids.tokyo/