シェア型書店とは
渋谷〇〇書店 分室を運営するPOPAPがシェア型書店について紹介します!
シェア型書店(コミュニティ書店)とは、複数の棚や区画を複数の棚主がそれぞれ企画、編集、出品し、1つの書店を棚主みんなで運営する形の書店です。通常棚主は出店料と販売した本1冊につき固定の手数料を費用として負担し、費用を除いた利益を受け取ります。店舗の運営を1日店長の形で棚主に任せる店舗も多く、その日は店長が自身の趣味やカラーを出して店舗を運営できます。
シェア型書店の魅力
コスト分散
シェア型書店は、書店運営に関わる家賃を棚主みんなの負担として分散化することで、費用負担から諦めたり、閉店を余儀なくされる書店を継続させる新たな手法として注目を集めています。本屋をやってみたかったけど、自分でお店を出すまでは…という方にとっても、安価に本屋を始める機会になっています。また、マーケティングコストも沢山の棚主さんがそれぞれの友達を連れてくることで、大きな宣伝効果を発揮します。
コミュニティ
シェア型書店は、棚主それぞれの偏愛が並ぶ本の顔ぶれに表れるのも特徴です。そんな書籍愛溢れた人々と繋がれるのもシェア型書店の魅力です。シェア型書店では、読書会や棚主交流会など、棚主同士が繋がる機会も多く用意しています。
執筆者(出版社)と繋がる
シェア型書店は、棚主が自らが仕入れを行い、自らマーケティング・情報発信をすることになります。その結果、SNSを通じて自信が推している本の執筆者や出版社にも目に留まる確率が高まります。そこから実際に執筆者と繋がったり、イベントを共同企画したりと、本を基点としたコミュニケーションが生まれる可能性が眠っています。
本屋を名乗れる!
会社員や主婦/主夫といった肩書きと別に、本屋やってます!という肩書きを持てるのも大きな魅力です。本好きのコミュニティに入ってくきっかけや、ライフワークの1つに本がある人生も素敵じゃ無いでしょうか?
東京のシェア型書店
渋谷〇〇書店
場所:渋谷ヒカリエ8階
https://www.hikarie8.com/books/about.shtml
渋谷〇〇書店分室 by POPAP
場所:西武渋谷店 A館4F
※2024年3月31日を持ちまして閉店いたします
https://www.popap.biz/popaplounge/book
ブックマンション
場所:吉祥寺×4ビル
https://twitter.com/BookMansion
PASSAGE by ALL REVIEWS
場所:サンサイド神保町ビル1F
https://passage.allreviews.jp/
100人の本屋さん
場所:コワーキングスペース100work(松陰神社前)