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銭湯女子

『銭湯女子』は、「銭湯を楽しむ、銭湯と触れ合うきっかけをつくる」ブランドです。

銭湯女子インタビュー

プロデューサー  オカモトカズマ さん
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銭湯女子は「銭湯×女性」をテーマにしたブランド。タオルやTシャルといった銭湯に行くときに使える、行きたくなるようなグッズの制作を行っている。写真・映像・イラストなどのクリエイティブ制作を通してブランド力の強化にも取り組んできた。銭湯女子のプロデューサーであるオカモトカズマさんにブランドにかける思いを伺った。

きっかけ : 女性にとって銭湯はまだまだ行きづらい場所かもしれない

銭湯やサウナが好きなオカモトさん、知り合いの銭湯オーナーから「男性と女性の来店の比率が男性のほうが女性よりも2倍くらい多い」と聞いて、「銭湯は(女性にとって)まだまだ行きづらい場所かもしれない」と感じた。

銭湯は身体が清潔になるだけではなく、スマホやSNSから開放され、自分と向き合えたり、心の整理ができる場所。そんな銭湯を「少しでも身近に思ってほしい、楽しそう、行ってみたいと思ってくれる人が少しでも増えればいいな」と思い、銭湯好きの友人たちと銭湯女子をはじめた。

 
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こだわり : 肌触りや使い心地の良さを重視したもの、使っていて楽しさを感じるもの

銭湯女子では、主に2つの方向性でグッズを作ってきた。

1つは「肌触りや使い心地の良さを重視したもの」。たとえばIKEUCHI ORGAANICという今治タオルのブランドに依頼して、銭湯女子のロゴ入りのタオルを作成した。

もう1つは「使っていて楽しさを感じるもの」。イラストレーターにコンセプトを伝え描いていただいたイラストをシャツにしたりしてた。「銭湯女子というメディアを媒介にして、一見銭湯と関係ないものを銭湯と結びつけたりすることで、銭湯に興味をもってくれるきっかけになることを心がけている。」と語る。

日常と銭湯を紡ぐ活動は、ディレクターのクリエイティブに対するこだわりに支えられている。写真については「映え」ではなく、写真を通じてストーリーを感じられるものを意識。たとえば、<銭湯後のカフェ><日常の散歩>など銭湯以外のシチュエーションも意識しているという。

イラストについても、銭湯好きなイラストレーターさん・銭湯をモチーフにしたイラストを描かれる方だけではなく、銭湯のイメージのないイラストレーターさんにも銭湯をモチーフに描いてもらうことで銭湯に馴染みが薄い方にも銭湯のことを訴求してきた。

 
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2年間の目標 : 収束後に向けて地道にコツコツと

オンラインでインタビューをさせていただいた4月、コロナの収束が見えていない中ではあるが、今後の展望をお伺いした。

「また、銭湯でのリアルイベントなどもいつか開催したいと考えています。」と先を見据えつつ、現状を踏まえて写真などのコンテンツ制作から、外出せずとも制作できるイラストなどのコンテンツにもシフトしてきている。

・銭湯女子の写真集を集めた写真集の制作

・写真展、イラスト展の開催

・銭湯女子プロデュースで1日限りで開店する架空の銭湯を創る

この状況が落ち着いたあと、銭湯文化再興の道を歩むことができるか。銭湯女子の活動に目が離せない。


写真:アベトモユキ
http://www.instagram.com/bot.chan/
モデル:土橋銘菓
https://twitter.com/saiga_329

 
 
 

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