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【開催前特別企画】 3/21 (Sun) " ふぞろいのしあわせを" エシカルマルシェ 出店生産者さんをFARM CANNING西村千恵さんが語る!

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マルシェ出店!ななつの生産者さんを、FARM CANNING西村千恵さんが語る!


chapter 1 種まき、収穫、脱穀、製粉まで、パンのすべてをこの手から
パン・充麦 http://bread-lab.com/bakeries/43

chapter 2 蜂を通して、逗子の草花をおすそ分け、とことん蜂想い
はちみつ・はやし養蜂 https://www.hayashi-youhou.com/

chapter 3 種がいのちをつないでいくから、種取と多品種栽培で巡らせて
黒豆・柿右衛門農園 https://www.kakiemonn.com/

chapter 4 一周回ってみて、ほんとのとこは、おひさましいたけ
しいたけ・永島農園 http://nagashima-nouen.jp/

chapter 5 ソーセージって、実は、最強のサステイナブルフード
ソーセージ・PURE FARM https://pureham.wordpress.com/

chapter 6 海の幸の贅沢ツナは、山の循環も回していく
ツナ・フィッシュスタンド https://www.fishstand.jp/

chapter 7 雛から鶏まで、ずっと育てる、ぜんぶ地域のものづくし
たまご・春夏秋冬 http://niwatori88.com/


chapter 1

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種まき、収穫、脱穀、製粉まで、パンのすべてをこの手から

充麦

普通はだいたい粉って買ってきているんだけど、ここは、なんとそこから手づくりしちゃいます。

三浦半島で小麦を作っているって、いやあ、そもそもない、最初から最後まで、です。

自分たちで小麦を製粉して、一から十まで、とことんこだわってパンを捏ねて、店頭まで。

その土地の小麦で作られたパンを食べられるというのは、そこではなくてはならない理由というか。

伝わりますかね、あとそう、お味も、もちろん美味しくって。大きな口開けて頬張ってほしいです。

幸せいっぱいになります。種類はね、気取っていなくて日常に寄り添うような、そんなパンかな。

ワインとかおかずとか、いろんなものと合わせて食べるのにバランスが良いパン、ですね。

オーナーの充(みつる)さんの、ほっこりした人柄があふれてくるような、もっちり風合いと固さ。

安く大量生産にではなく、自分たちの手でひとつひとつ作ってるからこその、丁寧さが感じられます。

それから、ここは、近くの農園のお野菜を使っていて、その土地に根差しているところも魅力。

DJ充さんセンスの音楽がゆったり流れていて、すご~く人気で街から愛されているパン屋さん。

外観もね、商店街にありそうな門構えで、どことなく懐かしさが漂ってきて、また素敵で。

でもね、なんだけど、本っ当~~に何に~もないところにあって(笑)だからいいのかな。

みんなわざわざ、ここだけ目的地に設定してでもいきたくなる、そんな場所です。

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chapter 2

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蜂を通して、逗子の草花をおすそ分け、とことん蜂想い

はやし養蜂

オーナーさんは、子供たちもお世話になっている海遊びのアフタースクールのコーチ。

人当たりが良くて、どこか魅力に惹かれちゃう、逗子のみんなに愛されている方がやっています。

養蜂‥、そもそも自分が住んでいる街の蜂蜜って、見たことない、ですよね?

蜜蜂は、受粉の助けにもなるので生態系を守っていくのにすごく大切な存在。

それからできる蜂蜜って、つまり、自然の営みに貢献している証なんですが

でも見方を変えれば、自然のおかげでこそできる賜物とも言えますよね。

もちろん人間の手が少しばかりお手伝いして、巣箱を作ったり、採集したりはするんだけど。

はやし養蜂さんは、自分の手だけですべて、採取できる範囲のみ、生産しています。

一匹の蜂が一生でつくる蜂蜜って、実は、スプーン一杯分なんですよ…たったの!

すご~~く貴重でだからこそ、とことんこだわりたいですよね。

ここの蜂蜜は、逗子の山からの花々や草木の恵み、自然のおすそ分けを、蜂を通していただける。

それから、国産小規模だからこそ叶う、非加熱販売で、純度がそのままです。

蓋を開けてひとなめで、逗子の花のほのかな香りが。季節で移ろっていくさまもこれまた楽しくて。

聞けば聞くほど、食べれば食べるほど、どんどん応援したくなっちゃう味です。

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chapter 3

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種がいのちをつないでいくから、種取と多品種栽培で巡らせて

柿右衛門農園

ひとり畑を忍者のように(笑)毎日かけまわっているのが印象的な旦那さん。

宅配など担当している、元気で献身的な奥さん。お子さんもいらして賑やかなご家族です。

種類も多くてカラフルな畑で育つお野菜は、美味しさ抜群で、もちろん無農薬、化学肥料なしです。

そう、柿右衛門農園さんといえば、何と言っても、種取りをしている、というところがポイント。

収穫したあと花から実ができ、種がぽろぽろっと落ちるますよね、それを集めるのを種取といいます。

ここのところ、種の重要性が、巷の農業では見直されていて、種取も注目されています。

が、なんてったって手間が。次の作物を植えたいのに、種ができるまで待たなくてはならない。

し、取れたとして、ちゃんと発芽して立派な作物ができるかは、その時次第なんですね。

というわけで、実際のところは割に合わないのでやりません。だけど、ここはこだわりが桁違い。

市販の種はどうしても、不自然にならざるを得えない、というのが理由です。例えば、

病気にかからないようコーティングされた種、次に子孫が残せないF1種、品種改良の種ー.

土地に合う独自の種の進化をし、そこの味を残すことにも繋がる種取に、気持ちをかけています。

いろんな種類を育てて、農地を縮尺したような多品種栽培の畑で、種取や古来種の栽培まで。

生態系を守りながら、真摯に取り組んでいる家族経営の農園さん、食べないわけにはいきません。

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chapter 4

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一周回ってみて、ほんとのとこは、おひさましいたけ

永島農園

しいたけは菌床と原木での育て方があって、ここでは菌床で、ハウスの中で育てているんです。

で、菌床しいたけは、光の全く入らない、まっく~らな中で栽培するのがオーソドックス。

でも、天然ものは洞窟みたいなところに育つとはいえ、それでも少しばかり光を得て生えています。

そもそも自然界に光がないってこと、ないですよね。それで、光を当てた方が自然なんじゃない?と。

調べたところ、光の当てたものの方が、うまみ成分が何倍も、圧倒的に良かったんですね、びっくり。

だから彼らは、ハウスの中でも、あえて、おひさまの光をあてて育てたしいたけを栽培しています。

湿気好きのしいたけを想って、そこの井戸水を使っていたり、電力も自然電力に切り替えたり。

見えないところで、サステイナブルな栽培にも取り組んでいて、いつもどこか変化しています。

ベンチャー上がりの旦那さんの手にかかれば、畑にピザ窯ができたり、しいたけビールができたり。

しいたけはそれこそ、規格外のオンパレード。ちっちゃ~いのからハート形みたいなのまで。

でも、規格外とは言わず、ミックスにして販売にしていて、自然をありのままに、楽しんでいます。

味はね、もう~ぷりっぷりで~!コリコリしていて、アヒージョにしたらたまらない‥!!

もう一つの目玉、きくらげも、本当に食べてほしくて、見たことないくらい分厚くって!概念変わる。

あ~、話しているだけで、もうよだれが。しいたけ好きは、この機を逃すなかれ。(笑)

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chapter 5

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ソーセージって、実は、最強のサステイナブルフード

PURE FARM

彼はまだまだ若くてフレッシュなんですが、本場ドイツで修行もされています。

私の知る限り、ソーセージについて語らせたら、きっと、右に出るものはいません。

家業が食肉加工だったので、15才くらいで既に作れるようになっていたらしいです、恐るべし。

ここでは無添加で加工品を作っていますが、それがその、無添加って日本ではまず巡り合えません。

ナチュラル志向の方は、まず敬遠するものですよね。着色料とか保存料とか‥きりがないです。

でもここでは、一切使わず、今どきそんなの全部手作りでやるの‥‥!?

っていうくらいに(笑)ぜ~~んぶ手作り、自然ひとすじで、まさにこだわりきってやっています。

きゅっきゅっと身が詰まっていて、ポトフとか、コトンと入れれば、これだけで出汁。味が締まって。

お肉の割合を減らしてお野菜もりもり詰めた商品や、寺田本家という酒蔵の酒粕を入れた商品だとか。

いろんなところと共同しながら、新しいソーセージ作りにも邁進しているところも頭が上がりません。

あまり知られていませんが、ソーセージはまるごと豚を食べるためにできたエシカルフードなんです。実は、本場では、ソーセージで廃棄率を限りなくゼロに近づけるっていう規定があるほど。

考えてみれば、昔ながらの製法で、ものすごい智慧なんですよね、すごくサステイナブル。

せっかくの技術。添加物に頼らず、いのちを丸ごと食べよう。そんな気持ちが伝わるソーセージです。

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chapter 6

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海の幸の贅沢ツナは、山の循環も回していく

フィッシュスタンド

三浦半島が誇るサステイナブル・マグロ!!!(笑)ほんっとうに、なん~でもどれも美味しい!もともと問屋さんで、マグロを仕入れをして加工して、業者さんに卸しているところなんですが。

奥さんがすごく丁寧な食の仕事をする方で。あの、ツナって安物のイメージないですか?

みんなに美味しいマグロをお土産にしてほしいー.じゃあ、最高に美味しいツナを作ってみよう、と。なななんと、お刺身にしても美味しいマグロを、贅沢にも使っちゃうことにしたらしいです。

そうしてトルコで育ちのオリーブオイルに漬けて食べるっていう。(笑)とんでもなく絶品を‥!

メインディッシュになるようなツナで。パスタでもサラダでもいい、オイルまでぜんぶ、が通です。

味だけじゃなくて、サステイナブルな取り組みも。工場は自然エネルギーにスイッチしています。

ツナを製造するときにどうしても廃棄されてしまうカマとか骨とか、残渣も余すところなく使います。

お手製のコンポストで発酵させて、形を変えた上で、肥料として、近くの農家さんの手に渡ります。

それで、できたお野菜も三浦では食べられるんですよ。海から山へ、循環を大切にされています。

農業も地球環境を破壊している側面はぬぐいきれなくて。人間の手が介入しすぎている。

ただでさえ農地に変えるのは良くないし、化学肥料を使うと地下水から海の生態系にもよくない。

農業と漁業って遠くに見えるけど、切り離せない。それを教えてくれる問屋さんです。

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chapter 7

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雛から鶏まで、ずっと育てる、ぜんぶ地域のものづくし

春夏秋冬

自然養鶏で放し飼いはもちろん、ここでは、アニマルウェルフェアの観点を大事にされています。

“鶏がのびのびと育つ”。言葉にすると薄いかもしれませんが、追求すると平飼いには留まらなくて。

山からの野菜くずを餌にしたりとか、生えている植物をしいて鶏舎の土をふわふわにするところまで。

ぜひ鶏舎に行ってみてほしいくらい。鶏さん‥!こんなに贅沢、見たことないという感じ(笑)

インフルエンザだとか、病気を防ぐ抗生物質が添加されがちの鶏の飼料ですが、一切使いません。

鶏本来の免疫力を生かすために、微生物いっぱい、大自然のサイクルの中で、過ごさせています。

ほかにも、あの辺りはお団子とか、蒲鉾屋さんなどのお土産屋さんが多いんだけれど、ごみに着目。

廃棄されるはずの原材料を引き取って発酵させて、無毒化、鶏の飼料として再利用しています。

企業としてはただのごみ。でもそれは鶏にとっては格好の餌。こうして地元の循環を巡らせています。

周りの助けにもなりつつ、自分たちにもつなげて、皆にとって嬉しい。本当にお上手なご夫婦です。

もともとは、違う道を進まれていたのですが、”つくることをしたい”と農業に行きついて、養鶏へ。

その言葉通り、雛から育て親鳥へ、そして雛へ。なんと自分で締めて看取るところまでやりきります。

わが子のように一匹一匹に愛情を込めているからこそ、最後まで自分たちが、という一心だそう。

小田原で地域と暮らすご夫婦の、生命力にあふれた卵、とろけてあっさりで、あったかいです。

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Notion

本イベントは、以下の条件で実施いたします。

・収容率50%を超えた場合、入場制限いたします
・制限が生じた場合、Peatix上で優先無料入場チケットを発券いただいた方には優先的にご案内いたします
・特に夕方以降の時間は混雑しやすいため、早めの時間のご利用をお願いいたします。チケット数も制限しております
・消毒、検温、席数の制限、換気など基本的な感染症対策を徹底いたします
・カフェ利用時も原則マスク着用をお願いいたします。また、体調不良時の利用はご遠慮ください


【 イベント概要 】

イベント名:『hello, popup vol.8 “ふぞろいのしあわせを” 』

日程:2021年3月21日(日)

時間:11:00~18:00 ※営業時間は変更になる場合がございます。

会場:東京都目黒区上目黒2-9-17 Nakameguro Crossover1F

TEL : 050-1705-1841

web:https://open-nakameguro.com/

アクセス:中目黒駅 東口から徒歩5分

主催:POPAP

協力:Paper Parade Inc.、SHIBUYA TSUTAYA

※ご来店のお客様にはマスクの着用・アルコール消毒をお願いします。

※体調が優れない方には入店をご遠慮いただく場合がございます。予めご了承くださいませ。

※営業日および営業時間はOPEN NAKAMEGUROに準じております。

OPEN NAKAMEGURO

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”開かれた場所”

中目黒という街にも、そしてこの場を活用して表現をしたい人にとっても、開かれた場所をつくりたいという思いから誕生しました。

いつもと同じコーヒースタンドがそこにあって、でも時としてプロモーションスポットになり、展示会場や撮影スタジオにもなる。

そんな変わらないものと変わっていくものが共存する空間を軸に、ここにしかない価値を生み出していきます。

東京都目黒区上目黒2-9-17 Nakameguro Crossover1F

OPEN HOUR : 11:00-18:00
TEL : 050-1705-1841


web:https://open-nakameguro.com/
instagram:https://www.instagram.com/open_nakameguro/

hello, popup

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hello, popupはPOPAPがfeatureするブランド、スペースと一緒に作るポップアップイベント。
毎月一回、中目黒のOPEN NAKAMEGUROで開催してきました。

【前回のイベントはこちら】
https://www.popap.biz/magazine/hello-pop-up-vol06-report-e2dfz

ハッシュタグ
#hellopopup

Instagram
https://www.instagram.com/hello_zine/