【イベントレポート】入居者と街の未来を切り拓く、コクヨ初の集合住宅「THE CAMPUS FLATS TOGOSHI」が9/1に戸越にオープン

【イベントレポート】入居者と街の未来を切り拓く、コクヨ初の集合住宅「THE CAMPUS FLATS TOGOSHI」が9/1に戸越にオープン

”住みながら、いつかやりたかったことを試せる『プロトタイプする暮らし』”をコンセプトに掲げた、文房具でお馴染みのコクヨが提案する新しい集合住宅の形。
8月29日(火)にコクヨ初の集合住宅「THE CAMPUS FLATS TOGOSHI」のメディア内覧会が開催され、POPAP編集部も取材に伺いました。その様子をレポートします。

■ THE CAMPUS FLATS TOGOSHの概要

東急大井町線「戸塚公園」駅から徒歩3分の場所にTHE CAMPUS FLATSFLATS TOGOSHIはあります。ターコイズブルーの看板が目印です。
THE CAMPUS FLATS TOGOSHIは、元々コクヨの社員寮だった建物をリノベーションし、「プロトタイプする暮らし」に”挑戦する”賃貸住宅として生まれ変わりました。

● 施設名:THE CAMPUS FLATS TOGOSHI(ザ・キャンパス フラッツ トゴシ)
● 所在地:〒142-0041 東京都品川区⼾越6丁⽬19-16
● アクセス:東急⼤井町線「⼾越公園駅」より徒歩3 分、都営浅草線「中延駅」より徒歩7分
● 公式HP:https://flats.the-campus.net 


まずはじめに、コクヨ株式会社イノベーションセンターの荒川千晶さんからTHE CAMPUS FLATS TOGOSHIについての説明を伺いました。

働き方や暮らし方が多様化する中で、生き方の選択肢が飛躍的に増えている今、 次の人生のライフステージを模索できるような時間をTHE CAMPUS FLATS TOGOSHIでは提供したいと荒川さんは話します。
住宅の中に「プロトタイプする暮らし」を応援・サポートする機能や設備を整えるだけでなく、それらの機能を街にもひらくこと。居住者の暮らしの経験を拡張でき、新たなつながりが生まれるきっかけとなり、街に新しい賑わいを生み出すことにも、荒川さんは期待していました。
具体的にどんなことができる集合住宅なのか、住宅の中も見学しました。

■ THE CAMPUS FLATS TOGOSHIならではの3つの特徴

①居住スペースには家具が設置済み、入居時には面談も

居住スペースは全39戸、5つのルームタイプからライフスタイルに合ったお部屋を選べます。全ての部屋には、インテリアショップACTUSのブランド「good eighty%」の家具が備え付けられています。事務所として使用するのもOKだそうです。

最低3ヶ月からの入居を条件に、賃料は月額7万7000円〜14万8500円。通常の賃貸と違い、「趣味以上プロ未満の何かを提供、発信したい人向け」というターゲットを明確に設定していて、会社員やフリーランス、経営者など多様なバックグラウンドを持つ方々が入居予定とのことです。入居希望の場合はコクヨの担当者との面談など複数のステップを経て入居できます。これは居住者同士のコミュニティの質の担保をするために実施しているそうです。

②入居者が好きなこと・得意なことに気軽に挑戦できる「スタジオ」が用意されている

吹き抜けのフィットネススタジオ、IHやオーブンがあるクッキングスタジオ、オンラインミーティングや撮影ができるリモートスタジオ、エステやメイクで使えるビューティスタジオ、ブース席のある1on1スタジオ、飲食営業許可つきのスナックスタジオ、野外ではポップアップも開催できるスペースも。これだけの設備が入居したらすぐ使用できます。また、この場所を利用してイベントの開催やお稽古事の教室の開講も可能とのことです。

通常であれば、何かしようと思うと場所や申請物、用具などを揃える必要がありますが、そういった準備も少なく、思い立ったらすぐに挑戦ができる環境がTHE CAMPUS FLATS TOGOSHIにはありました。住まう人の挑戦を応援するコミュニティマネージャーが常駐し、活用方法の相談もできるそうです。


③居住者だけでなく、街の人もスペースを使用することができる

これらのスタジオは入居者以外の方も使用することができます。(要予約)住居者と街に住む人との共創で新たな価値が生まれたり、様々な広がりが生まれそうでワクワクします。

また、THE CAMPUS FLATS TOGOSHIの1階には、フードスタンド「THE CAMPUS STAND」が常設されています。提供されるメニューは、メインフードのバケットピザやクラフトソーダなど、THE CAMPUS STANDならではのこだわり抜いた飲食物が展開されるとのことです。こちらも居住者だけでなく、街の人も利用することができます。訪れた人と「プロトタイプする暮らし」が出会うきっかけの場となりそうです。

■POPAP編集部より

チャレンジの敷居を可能な限り低くし、スモールステップを気軽に試せる場所として、居住者だけでなく、街にも開いていくコクヨが提案する新しい暮らしの形。ここでならどのようなことでも実験したり、挑戦できそうな優しく温かな空気が流れていました。

これからどんな広がりを見せるのか、とても楽しみです。