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【ブランドインタビュー】四つ葉のクローバーに愛と希望を込めて。四つ葉アーティスト生澤愛子さんが今、伝えたいメッセージ

【ブランドインタビュー】
四つ葉のクローバーに愛と希望を込めて。四つ葉アーティスト生澤愛子さんが今、伝えたいメッセージ

四つ葉のクローバーと共に生きる、生澤愛子さんが作品を通して目指す世界

今回POPAP編集部は、四つ葉アーティストの生澤愛子さんにインタビューをさせていただきました。物心ついた頃から今日まで四つ葉のクローバーを探し続け、その喜びや愛情を作品にこめる彼女の作品の裏側に迫ります。

ー四つ葉アーティストの生澤愛子さんとは

近藤:生澤さんの活動について簡単に教えてください

生澤: 四つ葉のクローバーを中心とした作品を創作・販売し、人間が本当は持っている才能を開花させるサポートを行っています。
実は、物心ついた頃から四つ葉のクローバー探しがすごく好きでした。
高校生になり進路を考えた時に、自分にとって何が一番幸せかなと考えました。その時にクローバーを仕事にできたらいいなと思うようになりました。
現在は、日本やイタリア・ヨーロッパを中心に作品を展開しています。

ー 生澤さんと四つ葉のクローバとの出会い

近藤:クローバーを探すようになったきっかけを教えてください。

生澤:おそらく、幼少期に母と一緒に四つ葉のクローバーを探しに行ったことがきっかけで、集めるようになりました。四つ葉探しはとても楽しく大好きだったのですが「 四つ葉のクローバーをたくさん集められる人が周りにいないな」というのは何となく感じるようになり、それをいいことだと捉えることができませんでした。高校3年生の時に「 四つ葉のクローバーをすぐ探せるんだ」とカミングアウトするまでは、ほとんどずっと自分の中での秘密にしていました。
周囲の人たちに言えないことは辛かったのですが、それ以上に受け入れてもらえないのではないかということを恐れていました。

ーあるきっかけで自己開示ができるようになった

近藤:どのようなタイミングで自己開示ができるようになったのですか?

生澤:高校3年生の時、元音楽プロデューサーの四角大輔さんの講演会に参加した時でした。四角さんは社会的地位を捨ててでも、自分が本当にわくわくすることを仕事にされている方だったので、四角さんならわかってくれるかもしれないということを感じました。 四つ葉のクローバーのことをお話ししたら「すごい!それはすごい才能だから発信した方がいいよ」と言ってくださって、四角さんの言葉だったら信じたいなと思い、発信するようになりました。

近藤:背中を押していただいたことが大きかったんですね。その後公の場で発信などされてきたと思うのですが、周りの反応はありましたか。

生澤:「すごいね」や「 四つ葉のクローバーかわいいよね」といった共感を得られる場面もあれば、
たまにクラスの男子にからかわれることもありました。「どうして?」という声も割と多かった氣もします。
また、高校生の時に学校の友人と繋がるものとは別のSNSアカウントを作って発信していたのですが、学校外での繋がりがあった人からは結構興味を持ってもらうことができました。
起業などに興味があるような人たちが多かったので、新しいものを受け入れてくださったり、応援してくださりました。それは励みになったなと思います。

近藤:発信したことに対して、「応援してるよ」とか「これから楽しみにしてる」と言っていただけることは嬉しいですよね。生澤さんの才能について肯定的に捉えてくれる人たちとの出会いが作品創りの原動力になっているんですね。

生澤:小学生の頃から、このことを周りに知られたら、もしかしたら何かまずいことになっちゃうかもしれない、人と違うと嫌なことが起きるのではないかと思ってました。年齢を重ねるにつれてどんどん隠して、言えなくなっていきました。
小学生のときに言えなかったこともつらかったですし、中学生の時は環境の変化になかなか適応できず、時には絶望していました。時間が経ち、ふとした時に当時のつらかった経験がもしかしたら今後、誰かの希望になるかもしれないと氣づいた時がありました。それは点と点が線で繋がった瞬間で、何か新しい扉に繋がっていたんだなということも感じました。

近藤:苦しかったことは、本当は自分がやりたかったことに繋がっていた、自分の本音だったんですね。

生澤:地球上の人たちがもっとピュアに自分の喜びややりたいことに従って、勇を持ちつつ愛があふれる人生が送れるサポートをできたらと今も思っています。本やSNSなどで発信することも小さな貢献にはなっていると思うのですが、もっともっと別の形でも何かできたらいいなとも思っています。

近藤:生澤さんの作品一つ一つがクローバーの命を受け継いで、氣持ちを込めたメッセージを届けているように感じます。

ークローバーの4枚の葉に「愛」「希望」「幸福」「誠実」の意味を込めて

近藤:生澤さんにとっての「愛」「希望」「幸福」「誠実」とはどんなものですか?

生澤:「愛」「希望」「幸福」「誠実」も、実は自分の心のなかや周囲にすでにあるのだと思っています。恐れや不安によって「こうしなきゃ」ではなくて、ピュアな喜びや、「こうだったらいいな」などポジティブな方を選択できたらいいのかなという点が共通しています。
足りないところに目を向けて自己否定するのではなくて、自分の好きなところや、周りに感謝できることなど、すでにあるものを感じられるかどうか。一つ一つに氣がついていくと、幸せは広がっていくのかなと思っています。

ー四つ葉のクローバーと丁寧に向き合う、生澤さんの制作過程について

近藤:制作に使用するクローバーは、どのように加工したり保存したりしているのですか

生澤: 四つ葉のクローバーは一回脱色して、葉脈状にして、その後にアクリル絵の具かインクで色をつけています。季節によって葉っぱの大きさや状態が違っています。春と秋の葉っぱはわりと薄いのですが、夏は葉っぱが分厚めで脱色に時間がかかります。また、冬の東京はほとんどクローバーがなくなってしまうのと、夏も暑すぎるので、基本的には春秋にまとめて摘んで加工しています。結構個体にもよるところもあり、薄い葉っぱだとやり過ぎちゃうと壊れたりもするので、葉っぱの様子を見ながらやっています。

ー3つのインスピレーションから生まれる作品と氣持ちの変化

近藤:作品のインスピレーションはどこから生まれてくることが多いですか?

生澤:1つは自分の今までの人生の中から、感情が大きく動いた瞬間からインスピレーションが生まれています。嬉しかったことや、ときめいたこと、感情がすごく揺れたときの感覚をもとに作品が生まれているのかなと思っています。彩色は自分が好きかどうかや、植物からときめきをもらって創っています。
2つめは、すでに作品を買ってくださった方からオーダーをいただいた際に、ご要望をもとに自分の感覚もとり入れることで、インスピレーションが生まれています。
3つめは、宇宙からインスピレーションが降ってきている感覚があります。
宇宙のどこかで私のことを何かサポートしてくれている存在がいるのではないかと感じています。
人間が生み出すものは宇宙と繋がっていて、それをキャッチして私がまた作品にしてお返しするようなイメージかなと思ってます。

近藤:制作活動を初めた頃から現在で作品作りに向かう氣持ちや形の変化はありましたか?

生澤:そうですね。
活動を始めた頃は、そもそも私が 四つ葉のクローバーが好きなことを周りが受け入れてもらえるのかなという不安がありました。高校生の頃は誰も受け入れてもらえなくても、それでもやりたいという氣持ちで始めました。ですが、活動を続けていくうちに、たくさんの方が「本当にいい」と思ってくださっていることを感じられるようになりました。昔は人間不信に陥ったこともありましたが、今では人のことを信じたり、好きだなと思えるようになったりなど、すごく変わりました。
作品自体もカラフルになったり、作品のエネルギー値が上がっているような感覚があります。作品も1つの生き物だと思ってるのですが、生き生きとした生き物が生み出されてるのかなと感じています。

ー生澤さんが描く、これからの展望と夢

近藤:この先、どんな人に作品を届けていきたいですか

生澤:同じような世界を目指している、愛とともに生きている世界中の人たちに届けていきたいです。
別の言い方をすると、自分の本当の夢に氣づき、表現することで意識が変わり、頭と心が統合されていく経験をこれから追求したい人、または既に実践している人に対して、作品を届けていきたいと考えています。

近藤:これからやりたいことや、夢はありますか?

生澤:夢はたくさんあります。
まずは、作品を世界中の人に届けたいです。少し先だと美術館兼植物園を創りたいなと思っています。植物が好きなので、自分でお花を選んで育てつつ、作品も見てもらえるような場所を世界のいろんなところに創りたいです。
最近、クローバー以外の植物の作品も創っていますが、これからもっと新しい技法を見つけたり、まだ出会ったことない植物にも出会いたいです。近い将来は世界中のさまざまな場所を訪れて、各地のいろんな植物と一緒に新しい創作ができたらいいなって思っています。

アーティストプロフィール

■生澤愛子

四つ葉アーティスト

1996年1月東京生まれ。
物心ついたころから四つ葉のクローバーが大好きで、 光って見える感覚があり、瞬時に四つ葉を見つけることができる。
自然豊かな田舎で過ごした幼少期に知った自然の素晴らしさと、都会で過ごした思春期に氣づいた都会の良さをミックスして、 本物の四つ葉のクローバーをモチーフに、国内外で創作活動を展開中。

メディア出演歴:NHKチコちゃんに叱られる、フジテレビ系列嵐ツボ、など他多数

四つ葉のクローバーを、たくさんの三つ葉のクローバーのなかから見つけられるように、作品を通して、人生で、何を愛し、大切にするかということと向き合うきっかけを広げていきたいです。