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フォトレポート− 秋山武雄写真展−『風景と暮らし』

東京・浅草橋で明治から続く洋食屋「一新亭」を営む傍ら、写真家として活動される秋山武雄さんの個展が3/28(月)〜4/15(金)の期間で開催!
「一新亭」と会場 の「BASE」のある東京・浅草橋で撮影された写真 27 点を展示いたします。

半径 200m の写真展

普段わたしたちが働き、食事をし、生活するこのまちの風景や人々の営みを切り取ったモノクロの作品は、まちや暮らしを見つめ直す新たな視点を与えてくれます。秋山さんの写真をみた後にまちをみて見ると、随所に当時の面影が残り、見慣れたの風景にもたくさんの人々の物語が詰まっていることがよくわかります。 是非、一新亭のオムライスと浅草橋のモノクロ写真をご堪能頂き、帰り道には撮影場所を示したマップを片手に大切な場所や時間に思いを馳せてみて下さい。

【開催概要】

開催日程:2022年3月28日(月)~2022年4月15日(金) (土日休館)

開催時間:11:00~18:00

開催場所:+BASE1階

住所:東京都台東区浅草橋3-12-6 BASE1階

【展示風景】

浅草橋での風景が撮影されたもので、当時、秋山さんが経営する洋食店「一新亭」付近の日常が写真として展示されています。秋山さんは生活の営みをそのまま写真に切り取っており、当時の温度感や被写体の感情をそのまま追体験するかのような心地になりました。写真のなかには、「あー」と共感するものや、「クスッ」と笑ってしまうもの、「どういうこと?」と頭に疑問を浮かべるものなど、様々な感情を呼び起こす作品群でした。

秋山さんは「町の風景や人々の営みを作品とすることは、街や暮らしのありかたを見つめなおす新たな視点を与える」という意図があると言います。

今の町や暮らしのなかに、「クスッ」と笑う情景や共感する営みはありますか?
仕事をしている人たち、道や公園でかけまわっている子どもたち、井戸端会議をしている近所の人たちに目を向けているでしょうか。
忙しさや慌ただしさのなかで、ふとした日常に目を向けてみることに気付かされる展示でした!


【出展者紹介】

秋山 武雄 1937年生まれ。
台東区浅草橋で明治 から続く洋食店「一新亭」を営みながら、 15 歳の頃からの趣味で下町の風景を 撮影し続けている。
一般財団法人日本 カメラ財団 (JCII) 講師を務め、昭和 の風景と人々の暮らしを切り取った作品は国内外で高い評価を得ている。
代表作 は写真集『昭和三十年代、瞼、閉じれ ば東京セピア』、『東京懐かし写真帖』、 『東京レトロ写真帖』など。
現在読売新聞にて「秋山武雄の懐かし写真館」掲載中。

【BASE(会場提供)】

2つの設計事務所の拠点”BASE‘’は、不定期にカフェ・ギャラリー・焦点・スタジオなどのシェアスペース”+BASE”となります。 

HP:CULTURE — teco
Instagram: https://instagram.com/plus.base?igshid=YmMyMTA2M2Y=

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