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「なんか伝わる広告展」 アドミュージアム東京で12月6日~25日

「なんか伝わる広告展」 アドミュージアム東京で12月6日~25日

⚫︎開催期間:2024年12月6日(金) ~ 12月25日(水)
⚫︎開催時間:12:00~18:00 ※定休日日曜/月曜
⚫︎開催場所:アドミュージアム東京 Hall B
      〒105-7090 東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留

電通と吉田秀雄記念事業財団は、理屈を超えた広告が味わえる展示イベント「なんか伝わる広告展」を、アドミュージアム東京で12月6日(金)から25日(水)まで開催。
編集部では「なんか伝わる広告展」を訪れ、企画の背景や想いに触れながら、実際に体験してきました。

■なんか伝わる広告展

昨今、あらゆる情報伝達において論理や効率が重視されており、それは広告制作の現場も例外ではありません。しかし「言外の意味」や「余白の美」を大切にする文化的背景から、日本の広告には単なる情報伝達を超えた「心に触れる表現」を目指してきた歴史があります。
本展では、なぜかグッときたり、キュンとしたり、ザワザワするような、理屈を超えた「なんか伝わる広告」を通して、「なんか」の魅力を味わうことができます。また、本展に合わせて、カレッタ汐留館内でさまざまな店舗の広告が味わえる「なんか伝わるカレッタ展」を開催しています。

◾️展示会場の様子

展示会場の各線の「アドミュージアム東京」は、「新橋駅」から徒歩ですぐの商業施設「カレッタ汐留」に位置しています。この立地の良さから、休日には約1,000人もの来場者で賑わい、外国人観光客や幅広い年齢層の方々が広告の歴史に触れ、文化形成に果たしてきた役割に眼差しを向けています。

会場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは、真っ赤なテーブル。整然と並べられた20枚の『かるた』には、キャッチーなフレーズがデザインされており、来場者の興味を引きつけていました。かるたの裏面には「なんか伝わる広告」が描かれており、一度は見たことのある有名なCMも。来場者は1枚1枚めくるごとに「なんか」の魅力を感じることができる仕掛けになっています。カードをめくる瞬間のドキドキ感や、懐かしい記憶の温かみに浸れる展示となっていました。

■特に体験して欲しい展示

会場の中央には、「なんか伝わる」の大切さを考える展示があります。漫画編集者の千代田修平さんやクリエイティブディレクターの古川裕也さんなど、広告業界内外の著名な方々のコメントが紹介されており、「伝わる」と「伝わらない」の間にある思考の多様性が感じられます。「社会に受け入れられる広告とは何か」を考えるプロセスの中で、広告という存在の謙虚さに気づく機会となりました。

■「なんか伝わるカレッタ展」について

本展に合わせて、カレッタ汐留館内でさまざまな店舗の広告が味わえる「なんか伝わるカレッタ展」を開催しています。カレッタ汐留の店舗の「なんか伝わる」を、是非お楽しみください。

■企画者の想い

この企画を形にするのに5ヶ月もかかったそうです。江戸時代からの広告をチームメンバーリサーチし、メンバー全員が「なんか伝わる」と感じたものだけを集めました。最近の広告媒体は効率性を重視するあまり具現化されつつあり、「一度立ち止まって、広告の価値を再確認してほしい」との想いを込めて、この展示を創り上げていったそうです。今後は、『本物のかるた開発』や『本の出版』などを通して、さらに「なんか伝わるもの」を作っていきたいと話してくださいました。

■ 24日・25日限定、ステッカーの先着配布!

24日(火)、25日(水)限定で、会場でアンケートに答えてくれた方にMr.マリックさんのステッカーをプレゼント。数量限定となっていますのでお早めに!

■アドミュージアムについて

広告を通して新しい発見に出合う場所。
世界に例のない広告ミュージアム。
2002年に開館以来、200万人を超える方々が来館。広告の社会的・文化的価値への理解を深めていただく活動を行っています。江戸時代から現代まで約33万点の収蔵資料を誇り、ライブラリーでは、広告とマーケティング関連書籍の閲覧、広告作品のデジタルアーカイブを検索・閲覧することができます。
公式HP https://www.admt.jp/

■POPAP編集部より

今まで何気なく見ていた広告ですが、今回の展示を通して広告の面白さを改めて感じました。具現化しすぎなく「なんか伝わる」にフォーカスしている今回の展示に実際に訪れてみて良かったです。どの世代でも楽しめるので、この機会に是非両親や、子供さんを連れて訪れてみてはいかがでしょうか

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