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レセプションレポート|「EMIJINGU+CHRISTMAS」in 表参道SIDE

新宮エミがバルーンドレスのファッションショーを表参道で披露

10000個4mのバルーンのツリーやフォトスポットも満載



2019年12月18日(水)~22日(日)、表参道SIDEにてEMIJINGUさんによるバルーンアートの個展が開催される。目玉は何と言っても4メートルのホワイトバルーンクリスマスツリー。開催前にもかかわらず、ツリーの存在感に多くの通行人がカメラを向けていた。そして、2階にはバルーンを使ったフォトスポットが並ぶ。

本記事では全体で1万個のバルーンを使ったEMIJINGUさんの個展の模様をお届けする。

開催概要

日時:2019年12月18日(水)~22日(日)

場所:表参道SIDE(表参道駅徒歩1分)

        〒107-0061 東京都港区北青山3丁目6-19 1F・2F

URL:https://side-omotesando.com/

入場無料



EMIJINGU

札幌生まれのバルーンデザイナー、アートディレクター。本個展のファッションショーでも披露されたが、パフォーマーとしての顔も持つ。子供にバルーンを作ってあげたところから活動がスタートし、現在ではパフォーマー集団 p0p0balloonの代表を務める。活躍の場は日本にとどまらず、海外の大会に出場するなどしてきた。

二度と同じものが作れない

ドレス、ツリーで使っているバルーンは4つの色のバルーンで構成されるが、元々透明のバルーンに絵具の量を変えて作るため、同じバルーンは一つも存在しない。EMIJINGUさんにとってのバルーンの魅力のひとつに、「一度膨らましても数日しか同じ形を保てないバルーンの儚さ」がある。


バルーンであること

バルーンドレスのファッションショーでは、二つの対照的なパフォーマンスが披露。ショーを通して、ドレスがバルーンでできていることを再認識させられるとともに、バルーン自身が持つ脆弱性とファションの無形性が重なるように感じられた。




<パン!パン!パン!>…一つ目のパフォーマンスでは、モデルを一周しつつ、美しくも鋭い身のこなしで次々と棒状のバルーンが破壊されていった。


対照的に二つ目のパフォーマンスは、ネックレス状のバルーンを慎重に装飾していく。



バルーンドレスは型を使わず縫うように成形されており、12月18日からの個展では設置されたミラーを通して内部の構造も知ることができる。


破れづらい加工で安心!3つのフォトスポット

二階には、「夜のトナカイをイメージしたフォトスポット」、「動物のファーを意識したフォトスポット」などがある。どのフォトスポットも、バルーンを破れにくくする加工が施されているので、作品に触れて写真を取ることも可能。


一番奥のフォトスポットはバルーンに埋もれることを想定したものであるが(EmiJinguさんの紹介写真参照)、「カクレクマノミのようにバルーンに隱れた撮り方もあります..」と提案してくれた。


新しいことへの挑戦

バルーンの生産地であるタイで現地生産者の声を聞く活動などを通して、「もっとバルーンを広めたい」という思いが強くなっているEMIJINGUさん。今回はアート作品やフォトスポットを通じてバルーンの魅力を発信する場所に表参道SIDEを選んだ。

本個展は5日間という短い期間で開催されているため、気になった方は早めに訪れることをオススメしたい。


EMIJINGU


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